イメージのキャッチボール
2012年6月11日
Lakeside-house

雨の中、建て方(柱、梁を組み立てる作業)です。

朝から作業を始め午後には全体が見えてきます。

最近は大工さんが刻み(木材の接合部を削って加工する作業)を行わず、工場で全て接合部の加工をし現場ではプラモデルの様に大工さんが組み建てていくことが多いです。分業化で作業効率があがりいいこともありますが、現場側で全体像の把握が甘くなることもあります。
なので、このタイミングで大工さんが建物の全体像やポイントをどれ位、把握しているかを探るのも現場監理で重要なことです。
建て方のときに棟梁からラブレターをもらいました。
納まりが難しいところのスケッチです。
「どう納めるの?」
こちらが気にしているポイントを抑えてくれている!
安心しました。
現場にはできるだけ模型を持っていきます。
一目瞭然で職人さんにこちらのやりたい事を分かってもらえます。
イメージのキャッチボールをスムーズにすることが最終的なクオリティーにつながります。
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