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キッチンカウンターから見える景色3-2 -人の気配、自然の兆しを感じる(Roji-houseキッチン)-

2015年1月15日

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数回にわたって見通しのいいキッチンカウンターの事例をいくつか紹介しています。一日の中で多くの時間を過ごすこととなるキッチンカウンターなので、どの家も色々な考え方から設計をしています。
そこに立つと何が見えるか、どういう気持ちになるのか写真を見ながら想像してみてください!
様々な事例の中で、キッチンカウンターから見える景色、設計のポイントやカウンター素材、機器の説明をしていきますので、最後までお楽しみください!

 


前回までのリンク

 

キッチンカウンターから見える景色1 -管制塔のように(M-Loftキッチン)-
キッチンカウンターから見える景色2 -浮いてるような(701-houseキッチン)-
キッチンカウンターから見える景色3 -人の気配、自然の兆しを感じる(Roji-houseキッチン)-

 

前回はRoji-houseのキッチンとその周りのリビングや中庭との関係性について書きましたが、今回はキッチンその物の紹介をします。

建築家がデザインするキッチンの特徴は前回書いた様にキッチンスペースの配置を自由に設定できるのが一つですが、もうひとつ大きな特徴はキッチンカウンターのみのデザインではなく、キッチンカウンターから背面収納、パントリー、照明までフルオーダーでオリジナルのキッチンが作れることにあります。

建て主さんの要望をフルに実現したRoji-houseキッチンの設計ポイント、ディテール、機能性と意匠性を両立したツートーン収納の詳細を説明します。

 

 

キッチン廻りは様々な要望やイメージがあるなか機能面と意匠面を両立させなければなりません。作業・動作や収納の「位置」「高さ」「向き」「明るさ」等、状況に応じて様々な解答が求めらます。そこでデザイン的には極力要素をまとめ、統一したイメージが得られるような計画としました。

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作業スペースは機能的であることが美しさに繋がります。道具や材料が散らかって見えれば格好良く見えません。デザインポイントはON/OFFを決めて使わない時は隠してしまうという方法も一つですし、使う物なのでポジショニングをしっかり決めて場所の決まりを明確にするというのも一つです。

Roji-houseのキッチンは後者でデザインを詰めました。

収納部は一概に箱と捉えず、扉の有無、入れる物の適正な奥行き、向き、位置などを考慮しながらデザインをしています。見えてくる物は目線の高さを考えながら目立ち具合にメリハリを付けています。

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水栓金具:3232200J(グローエ)
浄水器:A-U101ZC(クリンスイ)   
IHクックトップ:KZ-H32D(パナソニック)
食洗機:G1140Sci-sus(ミーレ)
オーブンレンジ:KB9810E(AEG)

 

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キッチンの真上に位置する子ども部屋の床には丸い穴が空いています。下の様子を子どもが楽しそうに覗き込み、気配を感じたお母さんは上を向いて微笑み返す。
こんな感じで家族の繋がり感じ合うのも面白いのではないでしょうか。

 

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Roji-house

 次回に続く

photo:toshiyuki yano


Roji-houseキッチンはムック本「デザインで選ぶ住まいの設備2011」「わが家のしあわせキッチン」にも紹介されています。また、雑誌「SUMAI no SEKKEI 2009年11月号」では家族写真入りで掲載されています。

 

デザインで選ぶ住まいの設備2011

わが家のしあわせキッチン―こんなキッチンが欲しかった! (別冊・住まいの設計 169 SUMAI BOOKS 1)

269417_p

 


前回までのリンク

 

キッチンカウンターから見える景色1 -管制塔のように(M-Loftキッチン)-
キッチンカウンターから見える景色2 -浮いてるような(701-houseキッチン)-
キッチンカウンターから見える景色3 -人の気配、自然の兆しを感じる(Roji-houseキッチン)-

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