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フレーム

2011年3月8日

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先週末に岡部憲明アーキテクチャーネットワーク(NOAN)で開催された 写真家村井修先生のスライドレクチャーに行って来た。 IMG_0271.jpg 村井先生は長年の功績を讃えられ、昨年の建築学会文化賞を受賞して いる建築写真の大先生だ。 先生のレクチャーは、自身のことを 「建築写真家ではなく、写真家が建築を撮っている」 という立ち位置の説明から始まった。 冒頭のこの説明から、私の先生の写真の見方、先生の見方がガラッと 変わった。 どう説明するのが的確かわからないが、見る側のフレームが外れて自由な イメージができる様になったのだろうか、視界のこちら側の奥行きが急に 広がった気がした。 こんな気分になったので、その後のスライドは言うまでもなく、興味深く 拝見させていただくことが出来た。 最近、私は意識してフレームを持ち歩かない様にしている。 以前は出来るだけたくさんのフレームをポケットに詰め込み、状況に合わ せたフレームを取り出し、世界にあてていた。 そのうち、使いやすいフレームばかりを無意識に選定するようになっていた。 ・・・ルーティーン化だ。 また、最近ではフレームも容易く手に入れることができるため、借りてきたフ レームをオリジナルと錯覚して使ってしまう恐れも・・・。 そういうことがあって、事前に用意されたフレームは持ち歩かず、その都度、 感じながらフレームらしきものを作り上げていく様に心掛けている。 楽しいことだが、なかなか難しい・・・。 先日は村井先生の冒頭の言葉が助けてくれ、より楽しい時間を過ごすことができた。 岡部憲明アーキテクチャーネットワーク(NOAN)では村井先生のレクチャーを皮切 りに興味深いイベントを定期的に開催することを始めた。 そして、私もOBである特権を使ってイベントの企画に参加させてもらうことになった。 自分なりの視点で企画の手伝いをして、イベントを楽しみたいと思っている。 次回は構造家の播繁さんを招いてレクチャーを行う予定である。 播さんには未だ正式にオファーを受諾をしてもらってないので期待をこめての 予告である。 構造家というと技術屋というイメージでクールな雰囲気を想像する。 しかし、播さんは普段から暖かい人柄がにじみ出ていて、構造設計のプロセスで も・・・らしさ・・・が見られる。 なので、多くの意匠設計者から厚い信頼を得ている。 次回どんな話を展開していただけるか、今から本当に楽しみだ。 レクチャーの模様はじきに岡部憲明アーキテクチャーネットワーク(NOAN)のサイトの方で アップされると思う。
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