2011A1130.56.jpg

森の中のあかり -第2話-

2014年12月12日

Pocket

 

前回:「第1話 木漏れ日- リビングに落ちるひかり -」のリンク

 

 

第2話 マイワールド、結界をつくる - テラスとケヤキのライトアップ

 

枝葉が低い所には小さなテラスを作りました。

太い枝にはハンギングチェアを吊るす事ができます。

そこに座ってゆらゆらしていると、自分だけの時間、自分だけの場所が現れます。

ひととき、小さく心地のいいマイワールドが出来上がります。

 

灯火は床に置いてあります。

木立の近くに置かれた明かりは木立に反射してほんわり広がります。

下の方から広がる光はこの場所を落ち着いたムードにします。

 

テラスの外には大きなケヤキの木がみえます。ずっと前からあった大木です。

ケヤキの木は下から光をあてて照らし出されています。

わざと目立つ様にしました。

ケヤキの木の向こうにはよく知らない別の世界があります。

僕はその世界のことを空の人が住んでいる世界と呼んでいます。

彼らは上の方に住んでいるからです。

なぜケヤキの木を目立つ様にしたかというと、僕たちの世界と空の人が住む世界との間に心の結界を作りたかったからです。

その目印です。目印はいつしか見えなくなり、その内側だけの世界が充実してきます。

 

2011A1130.56

あかりは場所を作ります。見えない境界が感じられ、私たちはあるまとまった雰囲気ある場として空間を捉える事ができます。

そのおかげで、気持ちを落ち着かせて住まう事ができるのです。

 

 

次回は「第3話 特別な場所 - テーブルの上の光の輪 -」を掲載します。

PHOTO:Kai Nakamura

 

前回:「第1話 木漏れ日- リビングに落ちるひかり -」のリンク

Pocket

タグ:

6 Comments

  1. […] 第2話 マイワールド、結界をつくる - テラスとケヤキのライトアップ -… […]

  2. […] 第2話 マイワールド、結界をつくる - テラスとケヤキのライトアップ – […]

  3. […] 第2話 マイワールド、結界をつくる - テラスとケヤキのライトアップ – […]

Leave a Comment